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エピクロスの快楽主義とおひとりさま好きの共通点

池田エライザさんも、興味を持つエピクロスの快楽主義。彼の言う「隠れて生きよ」とはどんな意味があるのでしょうか。ひとりでいる時間が好きな方は、きっと共感できるところがあるかも知れません。

エピクロスの快楽主義

エピクロスは古代ギリシャの哲学者です。現実の煩わしさから解放された状態を「快」として、人生をその追及のみに費やすことを主張しました。その「快」である幸福を人生の目的としたのです。

エピクロスは肉体的快楽はむしろ「苦」とし、精神的快楽を重視していました。

人の欲求を3つに分類し、自然で必要な欲求だけを追求しました。

1自然で必要な欲求(友情・健康・食事・衣服・住居)

2,自然だが不必要な欲求(大豪邸・豪華な食事・贅沢な生活)

3,自然でもなく必要でもない欲求(名声・権力)

苦痛や恐怖から自由な生活を送るのが良いと主張し、そこから生じる「平穏な心(アタラクシア」を追求することが善だと規定しました。

こうした理想を実現しようとして開いたのが、「庭園」と呼ばれる共同生活を兼ねた学園でした。

そこでの自給自足の生活は、一般社会との関わりを忌避することによって成立していた為、その閉鎖的な特性について、他の派から激しく追求されることになりました。

エピクロスの名言

◆わずかなもので満足できぬ者は、何ものにも満足できぬ。

◆自分の持っているものを、十分に自分にふさわしい富と考えない人は、世界の主となったとしても不幸だ。

◆心の安らぎを得ている者は、自分自身に対しても他人にも迷惑をかけない

◆どんな楽しみも、それ自体は悪ではない。けれども、特定の楽しみについては、それを得るための手段が、楽しみよりもはるかに大きな痛みをもたらす。

◆干渉好きの老人ほど、見苦しいものはない。

◆あなたが善人になろうとするならば、まずあなたが悪い部分を持っていることを知れ。

◆人が自分で得られることを神に頼んだところで無駄である。

◆最大の富は自足である。自足の最大の果実は、他に頼る必要のないことだ。

◆われわれを助けてくれるものは、友人の援助そのものというよりは、友人の援助があるという確信である。

◆人が何を食べているかより、誰と食べているかを見ることだ。

◆友とともにせざる晩餐はライオンもしくは狼の生活の如し。

古代ギリシャの時代から、ストレスのかかる一般社会から距離を取り、精神的な平穏を得ようとしていたなんて、人間はあまり変わっていないのかもしれません。賢者は歴史から学ぶ、と言った言葉があるように、先人たちの行動から私たちの本質を見つめ、学ぶことが出来るのだと思います。

【自給自足の生活は、一般社会との関わりを忌避することによって成立していた為、その閉鎖的な特性について、他の派から激しく追求されることになりました。】

という面を見ると、日本の鎖国と共通するところがあります。日本人の気質的に、こういった生活を望む傾向があるのかも知れませんね。

エピクロスの快楽主義では、自給自足という生活面の自立だけでなく、精神面でも自立し、心の平穏を得ているのがわかります。そして、決して隠れて孤独に生きているわけではなく、大切な人の心を尊重し満たされているのです。

インターネットが普及した現代は、古代ギリシャと状況はかなり違うと思いますが、参考に出来る部分はあるのではないでしょうか。

自然な欲求を大切にしながら、お一人様を楽しむ。それも素敵な過ごし方だと思います。

自立と調和について書かれた

アドラー心理学についての記事はこちら

7つの習慣についての記事はこちら

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